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Family Trip 2016: Little Monkeys on The Big Monkey〜Day3 - 2016.08.30 Tue

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本日も5時起き。空気が乾いているため夜明け前は結構肌寒い。アメリカに到着してからずっと調子の悪かった悠さんだが、この日は動けそうだ。ようやく目的のモンキーフェイスにアタックできる。病み上がりで心配ではあるが、これから始まるチャレンジにワクワクしながら岩場に入る。

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ほとんどの岩はまだ陽が当たってなくてとても気持ちいい気温だ。歩みを進めるほどに体がやっと暖まってくる。昨日熱中症でぶっ倒れかけた同じ岩とは思えない。1日で夏と秋が来る感じ。やはりここは大陸なんだとしみじみ思う。

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モンキーフェイスのある西側エリアに行くには半島状の地形をグルッと回るか、アステリスクパスという4級クラスの岩のギャップを超えていくか、もう一つは北にあるミズリーリッジという山超えをするかの3通りの方法がある。横着でせっかちな我が家は最も険しいが最も短時間のアプローチであるアステリスクパスをチョイス。これがでもなかなかに険しい。通常はロープを出すほどではないが、子連れだと出したくなるようなレベルなのだが、我が家の母は相変わらず強し。暁さんを抱っこしたまま突破します。

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その後もワイルドな地形を突き進む。悠さんは少ししんどそうだがなんとかついてきている。

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ふと西の空を見上げると気球が浮かんでいた。これから夜明けのスミスを空から見るのかー。さぞ絶景だろうなあ。

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そんなことを思いながら進んでいると見えてきたよー。画像右に見えるニョキッと突っ立ている岩塔。ちょうど猿が右を向いているように見えるスミスロックの象徴的な岩。あれがモンキーフェイスだ!

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さあ、今日はついにあの岩にアタックするぞ!岩に近づくにつれ胸の中で緊張と興奮が高まるのがわかる。暁さんは爆睡中。あんな険しいアプローチを散々揺さぶられながら突き進んでいても寝てられるなんて、こりゃ今後が楽しみだ!(笑)

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そしてようやくモンキーフェイスの基部に到着。遅れて辿り着いた悠さんの様子が少しおかしい。やっぱりまだ完全回復ではなかったのか。。。具合を聞いて見るとかなりしんどいらしい。これから4ピッチ(内2ピッチは5.11台)を登るにはちょっと厳しいか。。。しばらく様子を見るが回復の兆しが見えないので本日のファミリートライは残念ながら中止とする。昨日の出来事の後だし、ここは少し慎重に。

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さあどうしよう。せっかく基部まで来ているし、この日は俺と前島さんでモンキーフェイスを登り、翌日ファミリーでトライするのはどうかという案を出してみた。そうすれば核心ピッチのムーヴもわかっているし、ギアも何が必要なのか最小限に絞れるし、ファミリートライにとっては効率が上がる好条件ではないかと提案してみたのだが、妻から一言、「それじゃあファミリートライがオンサイトにならへんやん」。おおおー、妻よ、君はモンキーフェイスをただ登るだけでなくいかに登るかも拘っているのだな。それでこそキオリファミリーの大黒柱だ。この妻の強い意志を尊重し、この日は近くの壁にある他のシングルピッチルートを登ることにする。まあこっちに来てまだ1本も登っていないのだから、岩に慣れるという意味でもそれがいいのかもしれない。

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西側のエリアは東側に比べて岩の高さが低く、傾斜も弱いことからあまり開拓されていない。ただそんな中でもモンキーフェイスとメサヴェルデという壁は高品質の珠玉のルートが存在する。特にメサヴェルデは中級者にモッテコイなスケール感抜群のルートがあっておすすめです。妻も13年前にも登ったCosmosに再トライ。はじめはややぎこちない動きではあったが、余裕をもって完登。

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メサヴェルデの看板ルートはなんと言ってもこのScreaming Yellow Zonkersだろう。約30mのスケールの美しいフェイスに奇跡的に散りばめられた「小石」を摘んで登っていく。

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スミスロックの岩はVolcanic Tuffという火山灰が固まって出来た岩なのだが、場所によっては硬い小石が混ざっていてそれが侵食によって周りが削られて突起物として今の姿になっている。体重をかけると欠けてしまうものもあるのだけれど、今残っている小石たちはかなりしっかりしている。このScreaming Yellow Zonkersはその突起がうまく繋がっていて、このスケールながら5.10B。スミスを代表する5.10の1本で当然4つ星。 自分もスミスに来始めた初期に登ったルートだ。28年ぶりくらいの再登になるのか?今も変わらぬ最高のルートだ。

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周りの風景はこんな感じ。遠くにSsitersやMt.Bachelorの山並が見える。最高のルートをこんな環境で堪能できるスミスはやっぱええとこや〜。

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自然のおいしい空気を吸ってるうちに少し元気が戻ってきた悠さん。今日はまだ登れないけど明日に備えよう。

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一方の暁さんはマイペースで元気いっぱい。ズボンかと思いきや!もう砂だらけやんけー。なんでも遊び道具。

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そんな楽しげな雰囲気に誘われてこんな珍客も。

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おそらくスミスロックでよく見かけるBull Snakeの小さいやつ。あ、無毒です。ただスミスロックにはRattle Snake(ガラガラヘビ)も生息するので注意が必要。向こうから攻撃してくることはまずないのですが、知らずに踏んだりしたらやっぱヤバいっすからねー。あとやはり子連れの場合は要注意です。気が付いたらしっぽを掴んで振り回してるかもしれません。このブルちゃんはしばらく様子を見ていたら岩かげに消えていきました。

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みづほさんもヘビのような粘りでScreaming Yellow Zonkersはフラッシュできました。スミスロックはアメリカで最初の「スポーツクライミングエリア」として知られています。要は基本的にプロテクションは全てボルト、開拓はほぼ懸垂下降でボルトを設置の岩場です。ただ所謂他のスポーツクライミングエリアと違うところは、安全性重視でボルトを打ちまくっているのとは違い、必要最低限の数しか打っていないこと。5.10台と言えども、核心以外は結構ランナウトすることもしばしば。Screming Yellow Zonkersはそれほどでもないですが、日本のボルトルートに比べるとボルト間隔は大分遠いかな。自分の技量をしっかり確認しながらレベルアップしていける環境ってのはクライマーとしてとても重要なこと。ただでさえ事故が起きるリスクのある遊びだから、起こさない技術や知識、判断力を養うことのできるルートを登ることがその人の経験値を健全に高めていける唯一の方法だと思う。みづほさんよくがんばりました!

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Screaming Yellow Zonkersの右隣には、これまた長く見栄えのするカンテラインがあります。これはMoons of Plutoという5.10dで、このルートもスミスを代表する5.10の4つ星ルートです。ノブと呼ばれる小石とカンテを駆使して最後は不安定な体勢からスロットにデッドという登りごたえのある1本。スミスで西側を登る時はぜひScreaming Yellow ZonkersとMoon of Plutoは登って欲しいラインです。それにしてもスミスのカンテはやっぱりきれいだなー。俺のカンテ好きはスミスで育ったせいもある。岩という物質と空という空間の境目を登るっていうのがカンテラインのたまらんところですわー。

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そうこうしている内にお陽さまも動いてきて暑くなり始めたのでこの日はこれで終了。悠さんの体調のこともあるし、早めに切り上げて翌日に備えることに。

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駐車場の横でしばし休憩。この芝生の上がほんま気持ちええねんなー。暁さんも大好きなスポットです。こういうのも含めて我が家の岩旅が娘たちの思い出になってくれたらいいな。

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明日のために今宵はがっつり食べておこう。この夜は父ちゃんの手料理ということになりまして、早速買い出しです。ちょうどええサイズのミンチがありました。笑

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父ちゃんがスミスロックに住んでた頃の主食だったアメリカンなミートソーススパゲッティ〜!

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男の料理が口にあったのか、子どもたちもたらふく食べてご満悦?! 悠さんもええ顔になってきた! 明日こそモンキーフェイスのアタックやぞ!登れる日は後2日しかないねんから頼むで〜!

つづくー。

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