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Family Trip to the USA 2012 "Gill Classics"  - 2012.10.03 Wed

2012090614.jpg
心をがっつんとThe Thimbleに打ち砕かれるものの、自分にはまだここニードルズでトライせねばならないギルクラシックがある。それはThe Thimbleの岩の裏手の急斜面を100ヤード程降りていった先、ニードルズの名前の由来でもある尖った岩塔群の中にポツンとある全面がかぶったThe Scabというボルダーだ。

2012090615.jpg
おー、なんとも絶妙なバランスで佇んでいるではないか!そのうち転がっていくんじゃなかろうか。John Gillが初登してから50年程か。まだあってくれてありがとう!この写真の右側のどっかぶり部分を抜けていくラインこそが、ギルメガクラシックの1本「The Scab North Overhang」だ〜!

PennyrileWiki.jpg  Gill_Eliminator.jpg
自分にとってJohn Gillが登っている写真で特に印象的なものはまずPennyrile Forest Overhang(上左)とEliminator Left (上右)。1960年代の動きとは思えない華麗なダイナミズム。まるで重力を感じさせないそのお姿!

scab.jpg
そしてもう一枚がこの写真。どっかぶりのバルジの抜けで極小ホールドを持って胸まで引きつけ静止するGill様。足元は当然靴下を履いての登山靴。これがThe Scab North Overhangだ。前エントリーのThe Thimbleと一緒にいつか登りたいと思っていた念願中の念願Gill様メガクラシックプロブレムだ。

2012090643.jpg
ルーフ下にある顕著なガバからスタートしルーフに突入、そこから非常に遠いリップ上のクリスタルを押さえに行く。出だしからかなり厳しく、一発目はリップに手も出せず撃沈。むむむ、やはりGill様ヤバしっ!しかしあるムーブを思いついてもう一度やってみるとめちゃ遠いリップに右手が届いた。小さな結晶のでっぱり達を手のひら全体で押さえ込み、そのまま左も結晶を摘む。おー、このポジションは正にGill様写真のあの位置だっ! しかし、しかしだ、あれ、あれれ?Gill様みたく胸まで引きつけて止まれない。。。Gill様引きつけ力おかしいしっ!

2012090618.jpg
や、ヤバい!すかさずヒールスメアをかけて体を固定。その勢いで手を次の結晶にデッド連発!

2012090641.jpg
乗っ越してからもすっぽ抜けそうなクリスタルを押さえて、とにかく引きつける。ぬお〜!

2012090644.jpg
とにかく引きつける!うりゃ〜っ!ここでやっとGill様と同じように胸下ロック。普通胸下ロックってこの傾斜だよね〜(笑) Gill様の力のレベルに脱帽です。

2012090642.jpg
ということで、メガクラシックThe Scab North Overhangはあっけなく登れた。まあ、あっけなくは正しくないな。ハングから上はかなり振り絞った。あくまでもThe Thimbleと比べての話。実際現在のグレードでこの課題はV7がついている。今でこそ驚くべきグレードではないかもしれないが、これ1960年代の課題ですから!しかもGill様は登りに関してはある哲学をお持ちで、美しく登ってこそ価値ある登りとし、ヒールフックは美しい動きでないとおっしゃる!その拘りが上のモノクロ写真達。岩との接点を可能な限り最小限にとどめ、流れるように、浮いているような動きで登っていく。はい、私ヒールフック使わなかったらきっとこの課題登れてません(笑) キタナい登りですみません。

2012090620.jpg
辺りはもうすっかり薄暗くなってきていたが、せっかくここまで来ているので、ニードルズの別のエリアであるSylvan Lakeにも行ってみることにした。この小さな湖の周りにはボルダーがごろごろ転がっていて、ギルプロブレムが沢山ある。

2012090621.jpg
その中でも最も有名なボルダーがこの岩だ。妻が登っているのがCentral Yellow Wall (V4)。一見ホールドが大きくて登りやすそうに見えるけど、これがなかなか遠くてバランスも悪くて手強い。おまけに実はトップロープアンカーがある位の高さ。The Thimbleの後だから普通のボルダーに感じてまう(笑)。

2012090622.jpg
これもギルクラシックのFree Arial (V4)。かぶったカンテで結晶を繋いで行く好課題。

2012090624.jpg
ギルプロブレムで感じることはV4あたりが妙に手強いこと!この写真で妻が登っているFree Arialも、写真中央のCentral Yellow Wallも登るために数回のトライを要した。その左のフェイスにもV4があるんやけど、これなんか敗退やしっ!The ThimbleもV4とか言われてるしっ!

2012090623.jpg
でもね、もうグレードはいいの〜。存在感のあるええラインが登れることの幸せ〜。あー、またヒール使うてもうた〜。Gill先生ごめんなさいよー。

2012090626.jpg
しかしこれも50年前のプロブレムか。今でこそソール性能も上がってつま先に力の入れやすいクライミングシューズがあるからあのツルツルの結晶とか乗っていけるけど、Gill様はこれを登山靴のつま先で登ってたんだなあ。しかもミニマムコンタクトで!想像を絶する保持力だ!

2012090627.jpg
50年前、John Gillが向かい合い、思考を巡らせ、打ち込んだこのラインにこうして自分達も同じようにトライしている。そして今日も一日妻&娘とたくさん良い時間を持つことができた。娘よ、父ちゃんの写真いっぱい撮ってくえれてありがとうよ。

憧れの人との時空を越えた体験の共有。
愛する人との現在進行形の体験の共有。

おもろすぎるっ! やっぱクライミングはやめられんなー。

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